2006年12月06日

HaLo『blue』『yellow』

 シンプルなアコースティック編成の女性ヴォーカルポップス。よそのインスト曲に歌詞つけてカバーしたり、トラッド曲もいくつか。世界中のアーティストと合作しているせいか、ところどころアレンジにワールドっぽさを感じるところもあるけど、あくまでジャンルはポップス。

 ……あああ、普段は専ら分類不能な音楽ばかり聴いているせいか、これといって際だつ特徴がないと書きづらい……ジャケットの写真のようなキラキラとした音色、そして染み渡るようなヴォーカルにただ惹かれる。自分的にはかなり珍しいジャンルかも。

HaLo (アーティスト公式:試聴あり)
posted by 築城 at 23:29| アコースティック

2006年11月10日

Acoustic Asturias『Marching Grass on the Hill』

 復活後、初のフルアルバム。track1冒頭のリリカルなピアノから後、やられっぱなし。ややゆったりおとなしめの曲が多いかなーという気もするけど、基本的には前作『Bird Eyes View』と同様の雰囲気。緻密に組み合わされた生楽器の絡み合いがたまらん。

 アーティスト公式でも書かれているように、発売元がメジャーレーベルだったり、内容もノンケ向けにヴォーカル曲やクラシックメドレーを混ぜてみたりと、売ることを意識したらしい。それが若干不安だったけど、一聴してそんなことすっかり忘れた(笑) ただ、個人的にヴォーカル曲はなくてもよかったかなあ。

avex io : Acoustic Asturias「Marching Grass on the Hill」 (発売元の紹介ページ、試聴あり)
posted by 築城 at 00:00| アコースティック

2006年11月09日

Acoustic Asturias『Bird Eyes View』

 伝説のプログレユニットが生楽器4人編成で復活。テレビ番組やゲームへの提供曲を含む5曲を収録。

 とにかく濃密。4つ(5つ?)の楽器が時に重なり時に対峙して生み出す緊張感。音数が少ないからといってスカスカではなく、むしろ個々の音が自由に響いていく気持ちよさ。こういう編成ってゆったりまったりしがちだけど、5曲中3曲がアップテンポの曲なのもさらに小気味いい。

 ピアノやクラリネットの上にバイオリンのメロディ、というパターンが多いけど、track5ではギターが前後を締めてなにげに存在感が。フルアルバム聴きたいなあ。

Acoustic Asturias | アコースティック・アストゥーリアス (アーティスト公式)
posted by 築城 at 00:00| アコースティック