アイルランドのデ・ダナン神話をモチーフにしたコンセプトアルバム、らしいです。ジャケット裏によると。参加メンバーのうち、私が分かるのは高橋鮎生とAoife Ni Fhearraighぐらいかな。いずれもそっち方面でよく聞く名前。
勝手にアイリッシュトラッドを想像していたら、だいぶ違う雰囲気。全体的にシンフォニック・シンセアレンジ。アジア方面も一部混じっているようなメロディとリズム。ケルト音楽ってアイルランドだけでなく、スペインやその他の地域にも広く伝わるものらしいですが、そっちの方も混じっているのかな。
といっても、全11曲の大半に入る女性ヴォーカルはアイリッシュでおなじみのもの。多声コーラスもあって美しい。男性ヴォーカルも数曲フィーチャーされてます。 イーリアンパイプやブズーキ・フィドルといった、ケルト音楽に欠かせない楽器も随所に登場。でも個人的にはtrack4がかなりツボ。アジアっぽいパーカッションに、アイリッシュ女性ヴォーカルが不思議によく合う。
2006年09月17日
『Voice of the Celtic Myth』
posted by 築城 at 22:35| ケルト