セカンドアルバムだけど、オリジナルと呼べるものとしては初? アニメ・ゲームへの提供曲と新曲がほぼ半々という構成。
track1に代表されるように、全体的に明るく柔らかい印象の曲が多い。色ならパステルトーン、季節なら春。前作よりヴォーカルの声質がよく生かされていると思う。これでもかと詰め込まれたコーラスにストリングアレンジもますます美しく、ハープまで入ったりして。かと思うとチープなピコピコ音もあり、それらがごく自然に同居している不思議なファンタジー系ポップス。
個人的一押しは、ベタだけどやっぱりtrack4かな。出だしのギターと、ぎりぎり不協和音でないところを行くサビのコーラスが無条件に好き。
箱庭ノート (レーベルのアルバム紹介ページ)
kukui official site.... (アーティスト公式)
2007年11月22日
kukui『箱庭ノート』
posted by 築城 at 14:50| ファンタジー
2007年11月21日
kukui『Leer Lied』
kukui名義のファーストアルバム、かつアニメ『ローゼンメイデン』に提供した曲をまとめたもの。
アニメの方は全く観ていないのだけど、多かれ少なかれそのカラーを反映した曲作りになっていると思われ……全体的には落ち着いた、暗めのトーンでややこぢんまりとした感じも。その中で、一部キャラクターのイメージソングが突然ポップで浮いていたり。ここらへんは企画ものということで仕方ないのか。
といいつつ、個々の曲は何回か聴いているうちにじわじわ来るものあり。打ち込みの随所に生ストリングが映え、さらにふわっとしたコーラスが心に響く。そしてありそうでないメロディラインがツボなのです。
Leer Lied (レーベルのアルバム紹介ページ)
kukui official site.... (アーティスト公式)
アニメの方は全く観ていないのだけど、多かれ少なかれそのカラーを反映した曲作りになっていると思われ……全体的には落ち着いた、暗めのトーンでややこぢんまりとした感じも。その中で、一部キャラクターのイメージソングが突然ポップで浮いていたり。ここらへんは企画ものということで仕方ないのか。
といいつつ、個々の曲は何回か聴いているうちにじわじわ来るものあり。打ち込みの随所に生ストリングが映え、さらにふわっとしたコーラスが心に響く。そしてありそうでないメロディラインがツボなのです。
Leer Lied (レーベルのアルバム紹介ページ)
kukui official site.... (アーティスト公式)
posted by 築城 at 14:49| コンセプトアルバム
『ドルフィンブルー〜フジ、もういちど宙へ〜/ちゅらうみ〜沖縄美ら海水族館への招待〜 オリジナルサウンドトラック』(音楽:上野洋子)
尾ひれをなくしたイルカの復活への道のりを描いた映画『ドルフィンブルー』と、その舞台となった水族館のドキュメンタリー『ちゅらうみ』。その両方のBGMを収録。
『ドルフィンブルー』の方はその旨監督のオーダーもあったようで(ライナーノーツより)、かなりシンプル。ギターだけとかハープとボイスだけとか。全体的にゆったり、眠くなる曲が多いけど、いつものブルガリアンヴォイス曲も1曲あり。この人にしては音数少なく、ある意味実験的。
『ちゅらうみ』の方は割と盛り上がりに欠けるというか、打ち込みメインの平坦な曲が多い。ドキュメンタリーのBGMだからかね。水族館の映像と合わせるとぴったりなのかもしれないけど、音楽のみだとやや退屈な感じも。個人的には、仕事その他のBGM用かなあ。
そんな感じで、ファンなら聴いてみると面白いかも、というアイテム。
uenoyoko (アーティスト公式、通販あり)
『ドルフィンブルー』の方はその旨監督のオーダーもあったようで(ライナーノーツより)、かなりシンプル。ギターだけとかハープとボイスだけとか。全体的にゆったり、眠くなる曲が多いけど、いつものブルガリアンヴォイス曲も1曲あり。この人にしては音数少なく、ある意味実験的。
『ちゅらうみ』の方は割と盛り上がりに欠けるというか、打ち込みメインの平坦な曲が多い。ドキュメンタリーのBGMだからかね。水族館の映像と合わせるとぴったりなのかもしれないけど、音楽のみだとやや退屈な感じも。個人的には、仕事その他のBGM用かなあ。
そんな感じで、ファンなら聴いてみると面白いかも、というアイテム。
uenoyoko (アーティスト公式、通販あり)
posted by 築城 at 13:02| アコースティック